歯周病について。
みらくる歯科を開院して、もうすぐ2年。
都内に勤務していたときより強く感じるのが、この地域の患者さんたちの歯周病の罹患率の高さです。
特に、中程度〜重度の歯周病になってしまっている患者さんが多いです。
みらくる歯科では、ほぼ全員の方に、初診時レントゲン検査・歯周病のポケット検査を行っています。
その結果が明らかに悪い場合は、細菌培養検査をお勧めさせていただいています。
そういう方は、通常お口のなかにはいない歯周病菌が検出されることが多いからです。
実際、培養検査をされた方の9割以上の方からこの悪玉歯周病菌が検出されています。
この菌がいるかぎり、どんなに歯みがきをがんばったところで、歯周病の進行をとめることはできません。
みらくる歯科では、専属衛生士による徹底的なクリーニングはもちろんのこと、抗生物質による内科的な治療、歯周外科による外科的な治療、噛み合わせの改善や、矯正治療による力のコントロール、インプラントを用いた咬合再構築…さまざまな方法を用いてこのやっかいな歯周病とたたかっていきます。
もちろんそれらを行って歯周病を本格的に治そうとする場合にはそれなりの回数もかかります。
しかし、がんばってしっかり通っていただいて、劇的に改善された患者さんも多数いらっしゃいます。
歯周病は放っておいても、絶対に治りません。
定期的に歯医者さんにかかってメンテナンスしていくことが重要です。
まずは相談してみてください。
カテゴリー:みらくるブログ 投稿日:2015年1月11日