ホワイトニングができないケースについて
みらくる歯科クリニック川越です。
本日はホワイトニングができないケースについてお話しします。
歯のホワイトニングは人気のある治療法ですが、すべての人が対象となるわけではありません。以下、ホワイトニングが推奨されない主なケースとその理由について説明します。
1. 過酸化水素とホワイトニング
ホワイトニングで使用される主成分は「過酸化水素」または「過酸化尿素」です。これはオキシドールなどの一般的な消毒剤にも含まれる成分で、すべての人が使用できるわけではありません。
2. 授乳・妊娠期
胎児や母体、乳幼児へのホワイトニングの影響は十分に研究されていないため、妊娠や授乳中のホワイトニングは避けるのがベストです。
3. 無カタラーゼ症の方
カタラーゼは過酸化水素を分解する酵素です。無カタラーゼ症の人はこの成分を分解できないため、ホワイトニングの際に注意が必要です。
4. 歯の神経が存在しないケース
神経が無い歯はホワイトニングの効果が出にくいことがあります。この場合、他の方法での対応を検討すると良いでしょう。
5. 詰め物や被せ物がある歯
詰め物や被せ物はホワイトニングの影響を受けず、その色は変わらないため、自然な仕上がりを求める場合は注意が必要です。
口腔の状態や健康状態によってはホワイトニングが適していない場合があります。しかし、ホワイトニング以外にも、プロの歯のクリーニングで自然な白さを取り戻す方法もあります。美しい歯を手に入れたいと思う方は、まずは歯科医に相談することをおすすめします。
参考になれば幸いです。
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カテゴリー:みらくるブログ 投稿日:2023年11月30日