歯垢(プラーク)とは何か?
みらくる歯科クリニック川越です。
本日は歯垢(プラーク)とは何か?についてお話しします。
1. プラークとは?
プラークは食後の残りカスを元にした細菌の集合体です。歯に白や黄色として粘り気のある形で付着し、大部分は細菌(70-80%)で成り立っています。この膜状のものはバイオフィルムとも呼ばれ、浴槽の排水口のぬめり感がこれに該当します。
2. プラークの影響
1mgのプラークには約1億の細菌、500種類以上の種類が含まれ、その中には虫歯や歯周病の原因となる細菌も存在します。細菌は唾液中のリン酸やカルシウムと結びつき、硬くなって歯石を形成。これが歯周病の主な引き金となります。
3. プラークとバイオフィルムの除去法
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも効果的です。特に歯の重なる部分や奥歯、歯間、失われた歯の周りなど、唾液の流れが悪い場所には特に注意が必要です。
4. バイオフィルムがもたらす問題
バイオフィルムが歯に固着すると、唾液の抗菌作用や血中の免疫細胞の機能が低下します。これが虫歯や歯周病、口臭の原因となるリスクが高まります。
5.まとめ
初期の段階では症状は少ないものの、放置してしまうと深刻な口腔のトラブルが生じる可能性があります。日常の口腔ケアの重要性を念頭に、定期的なケアで健康な口腔を維持しましょう。
参考になれば幸いです。ご覧いただき、ありがとうございます。
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カテゴリー:みらくるブログ 投稿日:2023年11月17日