親知らず
やっと雪が溶けてきましたね。
毎週の雪かきでだんだん雪かきが上手になってきました(笑)。
最近、親知らずをぬいてほしいという患者さんがたくさんいらっしゃっています。
当院では、手術室やCT、モニターや笑気ガスなどがあり、自分も抜歯をたくさんやってきたので、できるだけ大学病院などに紹介しないで抜くことを心がけています。
上の親知らずと下の親知らずでは大変さが大違いです。
上はだいたいあっという間に抜くことができますが、下の親知らずは大変です。
だいたいが「水平埋伏」といって横向きにはえていることが多いので、歯ぐきを切って歯を分割して抜きます。
なので、術後の腫れがでやすいです。
あとは、下歯槽神経という、触った感じを司る神経が下顎の骨の中に走っているので、そこを傷つけないように細心の注意が必要になります。
親知らずと神経が近そうなケースでは必ずCTを撮影させていただき、リスクの説明をしっかり行って、同意を得た上で抜歯します。
親知らずについて悩み事がある方は、抜く抜かないに関わらず一度相談にいらしてください。
カテゴリー:みらくるブログ 投稿日:2014年2月21日