子供も歯周病になるの!?
歯周病は大人だけのものだと思っていませんか?実は子供も歯周病にかかります。
ただし、一部の特殊な歯周病を除いてはほとんどの場合、きちんとケアをすることで早期に治すことができます。最近は食生活の変化により、やわらかいものを食べることが多くなったことが原因で、特に歯茎に炎症を起こす子供が増えてきているようです。
それほど深刻でない子供の歯周病も、そのまま放置しておくと大人になってから歯を失う原因となる歯周病へ移行してしまう可能性がありますので、この機会に正しいケア方法を身につけましょう。
子供の歯周病のほとんどは歯肉炎
歯周病は歯茎だけの炎症にとどまった歯肉炎や、成人に見られる骨が溶けてしまう歯周炎を総称したものです。子供の歯周病というとほとんどは歯肉炎のことです。
歯肉炎は直接歯を失う原因とはならないため、特に深刻な病気とは言えませんが、だからといって放置すると、溜まった歯垢が歯石に変わって歯茎の腫れが硬くなってしまい、なかなか治りにくくなる場合もあります。
また、大人になってから深刻な歯周病にかからないようにするためにも、子供の時からのきちんとしたケアがとても重要になってきます。
子供の歯周病にはどのようなものがある?
子供の歯周病と言っても原因によりいろいろなタイプのものがあります。
1.歯磨きが不十分な不潔性歯肉炎
歯ブラシがきちんとできていない場合に起こります。歯の周りの歯垢をきちんと落としてあげることで治ります。
2.永久歯が生える時に起こる萌出性歯肉炎
永久歯が生える時に一時的に歯茎が腫れてしまうもので、歯が生え終わると腫れも落ち着きます。
3.日常的な口呼吸が原因の歯肉炎
本来の鼻呼吸でなく、日常的に口で呼吸をしていると口の中が乾いてしまい、唾液で流れてしまうはずの細菌が歯や歯茎に繁殖するため、炎症を起こしてしまいます。
4.ホルモン分泌が関与した思春期性歯肉炎
10代前半から10代半ば頃に見られる歯肉炎で、思春期のホルモン分泌の影響で歯茎が特に腫れやすくなります。しかし、主な原因は歯の汚れです。
5.特殊な歯周病、侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)
以前は若年性歯周炎と呼ばれていましたが、現在は侵襲性歯周炎と呼ばれているもので、早いケースでは10代前半から起こる、急速に骨を溶かしてしまう比較的稀な歯周病です。家族内で多発する傾向があるため遺伝が関連しているとされています。歯垢があまりついていないのにも関わらずどんどん病状が悪化してしまうのが特徴です。
カテゴリー:みらくるコラム 投稿日:2016年10月19日